下から相模原祭実行委員長、副委員長、財務、左が総務局長、右が広報局長、企画局長

 今年度相模原祭実行委員長の岡崎七海さん(コ3)に話を聞いた。

 今年の相模原祭のコンセプトは「COSMOS」。これは、「相模原祭に関わるすべての人の繋がりを共有する場にしたい。また、コスモスのように相模原祭も秋の名物になるように」という思いで決めたという。他にも、JAXA宇宙科学研究所が相模原市に位置することに関連し、「おかえり!はやぶさ2」という、宇宙をテーマとした目玉企画を作成している。

 今年度役員を務める3年生は、昨年は新型コロナウイルスによりオンライン開催、一昨年は台風の影響で中止と通常の相模原祭の経験がない。特に昨年のオンライン開催は、引き継げるものがなく一から作り上げなければならないなど大きな苦労があったという。しかし、学生の活動や予想以上の参加者数から、相模原祭が「求められている」ことを実感できたという。

 新型コロナの影響で一時期はオンラインでの活動がメインとなり、苦戦しながらも活動を続けてきた。岡崎さんは今年の相模原祭について、状況によっては対面とオンライン両方の開催なども考えており、「短い大学生活の中で、相模原祭をきっかけに人々が関わる場を作りたい。参加したいと思えるものを作り、しっかりとサポートしていきたい」と意気込んでいる。