出雲駅伝 「前向きな準優勝」

 第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走が10月10日に島根県出雲市で行われた。2年ぶりの開催となった今大会では、東京国際大が初出場で初優勝を果たした。本学は新戦力の台頭もあり、準優勝で大会を終えた。

 10月ながら30度を超える気温を記録した今大会。学生駅伝歴代最強ランナーとの呼び声高いヴィンセント擁する東京国際大や、田澤ら豊富な選手層を誇る駒大などが優勝候補に挙げられた。本学はエントリーメンバーを大学トップクラスとされる5000m・13分台の選手でそろえ、原監督が「チーム史上最強」と語るオーダーで大会に臨んだ。

 1区にはエースに成長した近藤(営3)を起用。ラスト1キロのスパートで後続を振り切り、2位早大とは4秒差で見事区間賞を獲得した。
 最短区間でスピードランナーが集う2区には主将の飯田(総4)。レース序盤は早大としのぎを削るも、残り1キロ付近で3位集団に追いつかれ、トップ国学大と5秒差の5位での(たすき)リレーとなった。
 エース区間となる3区には1月の箱根駅伝で4区4位の好走を見せた佐藤(総2)を起用。ここでトップに立ちたい本学は、レース中盤で国学大、順大を振り切る。しかし、東京国際大の丹所に遅れを取ると、順位を8つ上げる区間賞の走りを見せた創価大のムルワに抜かれ、先頭の東京国際大とは33秒差の3位で走りを終えた。
 4区にはルーキーの若林(地1)。早大の石塚と1年生対決となったが、中盤で振り切られる。後続の国学大、帝京大、東洋大との差も10秒以内に迫られる苦しい走りとなった。トップ東京国際大とは54秒差、2位早大とは30秒差の3位で(たすき)をつないだ。
 5区には三大駅伝デビュー戦となる目片(コ3)。前を走っていた早大に競り勝つも、東洋大注目の1年生石田と国学大の後塵を拝し、4位でアンカーに望みを託した。
 最も長い10・2キロを走る6区。原監督は「調子が良い」として、こちらも三大駅伝初出場の横田(教3)を抜擢(ばってき)した。独特のフォームで走る長身の横田は、東洋大の柏と激しい3位争いを繰り広げながら、2位を走る国学大を猛追。ラスト1キロ付近では、東洋大、国学大との三つどもえの2位争いとなり、最後は両校を振り切って見事準優勝に輝いた。

 大会を終えて、原監督は「前向きな準優勝」になったと振り返る。「三大駅伝初出場の目片、若林は攻めの姿勢がもっと必要だという課題も見えたが、近藤と横田は見ごたえのある走りだった」。「今年度も青学大は(全日本、箱根で)優勝争いができるチームということが証明された」と手応え。

関連記事

ページ上部へ戻る