例年青山祭では、学生のデザインと企業がコラボし、商品化する企画が行われている。数多くの公募の中から選ばれ、marumanとコラボした、青山祭限定商品のノートをデザインした天野渚月さん(比1)に話を聞いた。
天野さんがこの企画に参加したきっかけは、青山祭実行委員である友達に誘われたことだ。小さい頃から絵を描くことが好きで、marumanのスケッチブックにも思い入れがあった。そのため、「適当なものは作りたくなかった」と振り返る。同時に、「企業と連携して商品を作り上げることは初めての体験であり、時間をかけて作ったので嬉しかった」とデザインが採用された喜びを語った。
デザインは、今年の青山祭のテーマカラーである水色とオレンジを基調として作り上げた。また、これからの未来も予知するようなデザインにするなど、「紡ぐ」というテーマにも思いを込めた。
日頃から描く自身のイラストは、中性的なタッチであることが多いそうだ。そのため、今回のコンセプトであるユニセックスなデザインを考えることも難しくなかったとか。「男女問わず多くの人に手に取ってもらえたら」と呼びかけた。
今後の目標について、天野さんに聞いたところ「はっきりと将来の目標が決まっているわけではないが、自分のデザインを好み、応援してくれる人が周りにいる。そのため、大学生のうちはたくさん挑戦し、どんな形になるにせよその期待に応えたいと思う」と笑顔で話してくれた。
デザインを通して鮮やかに進んでいく、天野さんの今後の活躍に注目したい。