今年の相模原祭のステージ企画は、昨年度と同様リアルタイム配信、オンデマンド配信で行われた。A棟アリーナでのリアルタイム配信には、バンドサークルやダンスサークルなど計24団体が参加し盛り上げた。今年度は、事前申し込み制の観覧も行われ、実際に会場に訪れ楽しむ学生もいた。

 2年連続のオンライン開催となったが、変更した点はあったのか。「今年度は昨年度の経験を踏まえつつ、新たな形式でのリアルタイム配信企画を検討し、2つのステージを向かい合わせに交互に発表を行うという構成にした」とステージ企画責任者の中山陸さん(コ3)は話した。2つのステージを用意することにより、歌番組のように転換時間を短縮することができ、昨年度の倍以上の団体を受け入れることができたという。

 もちろんステージ設備のクオリティは昨年同様にこだわった。整った設備のもと、行われたパフォーマンスはどれも迫力があり、思わず目を奪われた。

 ステージ企画の運営で楽しいことを聞くと、約半年間準備を共にしてきた団体の企画を一番近い場所で見ることができることだと話す中山さん。最後に、「来年度以降は2年間のオンラインの経験をもとに、リアルと対面を融合した形でのステージ発表が出来たらいい」と、来年度以降の展望を話してくれた。進化をし続ける相模原祭に、来年も期待したい。