皆さんは、競技ダンスというスポーツをご存知だろうか。競技ダンスとは、社交ダンスとは違い、複雑な回転、ステップを取り入れて、踊りの強さやスピード、技、表現力を競うスポーツだ。

 第58回全日本学生競技ダンス選手権大会スタンダード部門にて、優勝を果たした宇野眞(国コ4)・衛藤真子(現デ4)カップルに大会までの道のりと振り返り、今後の目標について話を聞いた。

 全日本選手権の1週間前に開催された東部大会では、残念ながら2人の納得のいく結果を出すことができなかったという。しかし、彼らはモチベーションを絶やすことなく、コーチにアドバイスをもらいながら、いつも通りの練習を1週間ひたすら行った。そして、全日本選手権では見事優勝を果たした。

 大会を振り返り、宇野は「全国大会ということもあり緊張したが、大会が始まると自分達の踊りをすることができた」。衛藤は「決勝に進んでいくにつれ、段々と楽しんで踊ることができた」と話す。
 今後の目標について、宇野は「常に全審査員から認められる1位を目指していきたい」。衛藤は「結果にも拘りつつ、自分達らしい踊りで見ている人達の記憶に残るようなダンスをしていきたい」と力強く語ってくれた。

 彼らにとって、今年は大学競技生活最後の年となった。進化し続ける宇野・衛藤カップルの活躍にこれからも目を離すことができない。