ガウチャ─記念礼拝堂に集う主催者と出席者

 青山学院校友会大学部会によって毎年9月末に「青山学院大学同窓祭」というイベントが催される。このイベントは一昨年まで対面で行われていたが、新型コロナウイルスの影響もあり、今年はオンラインで開催されることとなった。多くの人が「対面でやることにこそ同窓祭の魅力がある」と考えるだろう。そこで、このイベントの主催者にこの時期に同窓祭を開催する意義を尋ねてみた。

 主催者の1人、品川和宏さんは「同窓祭を開く理由の一つに奨学金への寄付がある。特に今年はコロナ禍で学費に苦労する学生が多い。そんな彼らのためにもOB・OGである自分たちが何か行動を起こさなければならない」と話した。
 もう1人の主催者朝倉信さんは、オンライン同窓祭の長所として「時間と距離の問題の解消」を挙げた。今までの対面での同窓祭は首都圏に住むOB・OGが参加者の中心で、全国の同窓生が一堂に会するということは難しかった。しかし、オンライン開催になったことで全国、果ては海外に住む卒業生も参加できるようになった。さらには、その模様を動画にして残すことで当日参加できない人も後で時間を見つけてその様子を見ることができるようにもなった。主催者の2人は、仮に今後コロナ禍が収束に向かい、同窓祭が完全に対面でできるようになってもオンラインと併用で運営していきたいと話す。

青山学院校友会大学部会の先輩方は常に私たち学生の強い味方として相談に乗ってくれるという。

青山学院校友会大学部会事務局(月水金11~15時)

TEL03―3409―8990

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