10月31日、あいにくの天候の中ではあるが、最終日となる青山祭3日目が開催された。ステージ企画が開催されていた中庭は、雨にも関わらず、校内でも特に多く人がいるエリアであり、学園祭らしい賑やかな雰囲気を伺うことができた。

 また、今年度のステージ企画は青山祭に訪れていない人でも気軽に配信を見ることができるように、一部の青山祭ステージ企画では、青山祭のチャンネルで、ユーチューブでの同時配信も行なわれた。実際の会場からステージを楽しむことも、家や他の場所からでもステージを楽しむこともできるという仕様になっている。

 13時30分から始まったステージ企画は、本学のフラダンスサークルUluwehi愛好会のステージだ。赤や白といった華やかな色のフラダンス衣装を身にまとい、音楽に合わせてフラダンスを踊るメンバーの姿は、非常に素晴らしいものだ。音楽も相まって、見ているうちにまるで青山ではなくハワイでフラダンスを見ているような気分にさせられた。

 続いて14時から始まったのは、本学ソングリーディングBULLETSのステージ。軽快な音楽が中庭に響き渡り、雨を吹き飛ばすかのような明るいチアダンスが披露された。

 ステージ企画のラストを飾ったのは、14時30分から行われたADLによるダンスパフォーマンスだ。様々なグループが壇上に登っており、同じ色に統一された衣装やダンスの華やかさで会場を沸かせていた。激しい音楽と共にキレのあるダンスが披露され、観客席からは踊っているメンバーへ向けて大きな拍手が送られ、大いに盛り上がっていた。ラストを飾るにふさわしい、圧巻のステージを楽しむことができた。

 本学学生のみの参加となった2021年度青山祭。しかし、今年度の青山祭ステージ企画はどのステージを見ていても素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられ、観客も大きく盛り上がる様子が見られた。来年度の青山祭は、どのようなものとなって行くのだろうか。大きな期待が寄せられる。