青山祭3日目に登場したのは俳優の中村蒼さん。2006年の俳優デビュー以降、その甘いマスクと高い演技力で、様々な映画、ドラマに出演している。

 まずは中村さんの紹介から始まったトークショー。サッカー少年だった中村さんだが、14歳のころにお父さんが応募した雑誌のコンテストでグランプリを受賞したことが芸能界への第一歩だったそう。その後の活躍は皆さんご存じの通りだ。

 続いて学生からの質問に答えるコーナーへ。テレビや雑誌には載っていないような質問が聞ける、青山祭ならではのコーナーだ。記者が気になった質問は、意中の人へのアプローチ方法。中村さんは「恋愛の達人じゃないからな・・・」と悩みながらも「そんなに自然とは会話できないから、最初から思いを包み隠さず、一か八かで行ってしまうかもしれないです」と、答えた。我々学生も、イケメン俳優のやり方を真似したら、恋が成就するかもしれない。

 次は学生の趣味を中村さんに紹介するコーナー。芸人のラジオを聞くことが日ごろの楽しみだという中村さんだが、趣味を同じくする学生と盛り上がっていた。また、空港へ行くことが趣味だという学生からの話に対して、「ロケで地方に行く機会があるけれど、空港でその地方独特の商品を見るとテンションが上がりますよね」と、芸能人ならではの感想を述べた。

 お悩み解決のコーナーでは、多くの大学生が抱えている悩みに対して、中村さんが優しく答えてくれた。特に、「何もせずに、ダラダラと大学生活が終わってしまいそう」という悩みに対する、「大学生ってそういうものじゃないかな。でも、些細なことでもなにか夢中になれることを見つけられると、成長につながるのかな、と思います」という答えは、コロナ禍でやりたいことができなかった我々の悩みにも、通ずるものではないだろうか。

 青山祭をトークショーという形で盛り上げてくれた中村さんだが、現在競馬をテーマとしたドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」を撮影中だという。劇中では調教師役で出演予定だ。テレビ・映画を盛り上げるその活躍に今後も目が離せない。

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