青山の記憶の中で 

 目に映る景色に光が当たり、きらきらと輝く瞬間がある。(いそ)香奈子さん(比3)は、そのわずかな一瞬を捉え、写真に写し出してきた。そんな礒さんが有志の代表として写真展を行うと知り、礒さんと展示場所である山陽堂珈琲の店主、萬納(まんの)さんに話を聞いた。

ギャラリーを撮影する礒さん

君との青山の記憶

今回の展示には、いくつかの特別な思いがある。それは、写真を展示した8人それぞれの青山を映すことだ。一人ひとり、青山という場所への思いは違うはず。そんな思いから、自由作品では各々が思うままに青山を撮影した。

幼稚園から本学に通っていた礒さん。そのため青山周辺はなじみ深く、特別な思いもある。そんな理由もあり、テーマを「君との青山の記憶」に決めた。「写真を見た人も記憶の中の風景と共に重ね合わせてもらえたら」とほほえんだ。

また、学生に山陽堂のことを広めたいという思いもあるそうだ。青山の記憶というテーマともうまく合い、このギャラリーでは初めての写真の展示となった。           

「移り変わりの多いこの街の中で、変わらないことも大切にしていきたい」と萬納さんは語る。山陽堂書店を家族で営みつつ、ギャラリーや喫茶店を開くなど新たな試みを取り入れてきた。表参道の都心の喧騒のなかで、山陽堂ではゆったりとした時間が流れる。それぞれの青山へ思いをはせながら、大手の本屋とはまた違った山陽堂書店に訪れてみてはどうだろうか。(さらなる写真展や山陽堂の魅力は電子版をご覧ください)

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