[文化人に聞け] 宇次翔太郎さん 青山学院大学学友会吹奏楽バトントワリング部

 青山学院大学学友会吹奏楽バトントワリング部をご存じだろうか。 青山祭のプロローグセレモニーにてトップバッターを飾った部活である。その最大の特徴は、吹奏楽の演奏とバトンが交わることで新しい魅力を生み出していることである。宇次翔太郎さん(済4)はそんな華々しい活躍を見せる本部活にて学生指揮者を務めている。学生でありながら、指揮そして指導を務める裏側には多くの苦労があった。

指揮を振る宇次さん

 学生主体を掲げる部活での仕事は多岐にわたる。選曲、練習内容の決定にはじまり、講師の先生との契約や、照明、DVD業者との相談などの庶務を4年生の生徒が中心に行う。3年生はその姿から部の引率力を学ぶ。しかし、昨年は通年部活動が停止。今年は手探りでの運営がはじまった。「自身の不甲斐なさにし、責任感に押しつぶされそうになることもあった」。しかし、それすら乗り越えることで視野を大きく広げることができたという。

 「吹奏楽はその名の通り、吹いて、奏でて『楽しむ』ものだ」と語る。観客を楽しませるだけではなく、奏者自身も楽しむ精神を忘れない。そんな吹奏楽の原点を後輩に託していきたいという。宇次さんにとって最後の定期演奏会が今月22日に開催予定だ。是非、足を運んでみて欲しい。

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