堀井ローレンさん レクチャーコンサート 会場に響く賛美の熱唱

 11月19日から12月9日まで、「レクチャー・コンサート・シリーズ」が青山キャンパスで実施された。全3回のうち、初回である「堀井ローレンレクチャー・コンサート」を取材した。

賛美の歌を熱唱する堀井さん

 会場であるガウチャー記念礼拝堂には照明器具や音響機器が設置されており、本物のライブ会場さながらとなっている。堀井さんは自身が作曲したオリジナルソングと教会でよく歌われるという歌を、トークを交えて披露してくれた。 堀井さんは、キリスト教音楽の訳詞やJ-POPへの楽曲提供など幅広い分野で活躍するアーティストだ。日本育ちで両親が宣教師だった彼女は、幼いころから日本の歌謡曲やキリスト教音楽に親しんできた。学生時代は人間関係に悩み、クラブでの音楽活動に明け暮れる日々だった。その頃から人生の問いは神の中にあると考え、神に近づいて心を満たされたいと思うようになったそうだ。

 大学時代には、ハワイの聖書学校で賛美やキリスト教の歴史を学んだ。日本に帰国後、賛美リーダーや仮歌シンガーとして活動していた最中に作った曲がレコード会社の目に留まり、作家事務所との契約に至った。コンサートなどの他にユーチューブにも自身の歌を投稿しており、いつでも聴くことができる。

 コンサートのテーマは「君だからできること」だ。なぜこのテーマにしたのだろうか。堀井さんによると、神は自身の姿に似せて人を創ったのだという。姿のみならず人格も神に似せているため、一人一人が尊く大切な存在だ。「生きる」という選択を難しいと思うことはあるが、神はみんなを愛している。「いてもいなくても良い人は存在しない」。堀井さんはこの取材中、何度もこの言葉を噛みしめるように言った。

 コンサートでは静かな曲や激しい曲、英語の曲など様々な種類の9曲が歌われた。あっという間の70分だった。

 コンサート後、堀井さんは「自分のやることはやった。みんなに良いものが届いていたらいい」と笑顔で話した。最後に青学生へのメッセージを聞くと、「将来のことを悩んでいる子もいると思う。そんなときには、何をやるかよりどんな人間になるかを意識して欲しい。人にはみんな不変の価値がある。DoingよりBeingを大切にして欲しい」と答えた。

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