アイビーホール青学会館 装い新たに、再出発を果たす

 昨年度末に閉館したアイビーホール青学会館が、10月22日にリニューアルオープンを果たした。リニューアルの経緯や今後の展望などを、株式会社アイビー・シー・エスの菊地眞一郎さんと、田代久さんに聞いた。

老舗レストランを思わせる外観

 新たに開店した2店舗。カフェ「茶珈堂 Cha Café do(ちゃかふぇどう)」と洋食レストラン「洋食の果実 Grill KAJITSU」だ。

 新型コロナウイルスの影響による昨年度末の閉館から、どのような経緯で開店が決まったのか、菊地さんに聞いた。閉館に伴って卒業生が集い、思い出を語り合える場所が無くなってしまった。大学側の「学生と卒業生が思い出を作り、思い出を語り合う、集える場所が必要だ」という思いと、「アイビー通りの認知度を上げ、新しい人流を作りたい」という思いから、閉館直後に計画が始動。5月に着工、10月に竣工した。

 茶珈堂のコンセプトは「時を超えて、国境を越えて、人と地球にやさしいカフェ」。年齢・性別・国籍関係なく、安らげる場所を目指している。咲き誇る花々と黒猫モチーフが印象的な店内には、閉館に伴い無くなったチャペルのステンドグラスや家具などが再利用されており、その面影を感じることができる。店内には仕掛けがあるので、来店時に確認してほしい。

 レストランはリニューアルにあたり、かねてから寄せられていた「本学周辺に洋食レストランがない」という要望に応える形で、「デミグラスソースにこだわった日本の老舗洋食レストラン」というコンセプトに決まった。そして、「種を植え付け、再生させる」という意味を込め、「果実」という名前が付けられた。「洋食の果実」は、フランス料理の技法を取り入れた洋食が売りだ。カウンター席からは調理風景を楽しむことができる。

 次に、菊地さんにおすすめメニューを聞いた。「洋食の果実」でのおすすめは、太麺でもちもちとしたナポリタンと2種類の中から選べるオムライス。「茶珈堂」では、サイフォンコーヒー、有機栽培の茶葉使用の紅茶。オーブンで1枚ずつ焼くスキレットのホットケーキと、昔ながらの苦めのカラメルの固めのプリンがおすすめだと教えてくれた。

 最後に、アイビーホール青学会館の今後の展望を聞いた。菊地さんは、「より色々な人に利用される店にしたい。学生に『本学には、他大学にはないこんなおしゃれなお店があるのだ』という誇りを持ってもらいたい」と締め括った。田代さんによると、本学学生向けの特典も検討されているという。友人たちと語り合える新たな場所として、ぜひ利用したいものだ。

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