今年度より、東都大学野球1部リーグに14年秋以来7年ぶりに復帰した本学硬式野球部。昨年行われた秋季リーグでは2位という成績を残し、来年度も神宮球場を舞台に戦うことが決まった。今回は来年度で就任4年目になる安藤監督と新主将に任命された山田(済3)に話を聞いた。

主将の山田

 安藤監督は2位で終わった秋季リーグについて「日本一を獲りにいっていたので悔しさしかない」と振り返る。リーグ優勝だけでなく「日本一」を獲りにいくため、安藤監督が新チームの主将に任命したのは、秋季リーグで打率.351(リーグ2位)をマークし、二塁手のベストナインに輝いた山田。チームに足りない「勝負強さ」や「粘り強さ」の壁を打破してくれる存在と安藤監督は山田に大きな期待を寄せる。

 任命された山田は、主将について「自分は1年生から試合に出させてもらっているので、主将をやる・やらない関係なくチームを引っ張らなくてはならない」と試合に出続けてきたからこその責任を感じていた。

 「隙のないチーム」を作ることをテーマに掲げた山田と安藤監督が見据えるのは、17年ぶりの日本一だ。1部昇格から着々と日本一への街道を進み続ける彼らに今後も期待したい。