2021年10月16日から12月19日にかけて行われた関東大学アイスホッケーリーグ戦にて、本学アイスホッケー部が準優勝を果たした。
高橋元太監督はリーグ戦について「選手みんながどのようなチームにしていくか考えつつ、4年生がまとめていったことが今回の結果につながったように感じる。全員が責任を持って、一つ一つのプレーを行い、試合をすることができた」と振り返る。
「春大会では負けてしまい、あと一歩勝ちきれない要因は何かを4年生やスタッフと話し合った。合宿も無くみんなと関わる時間が少ない中、部活時間外でも積極的に部員同士がコミュニケーションを行うなど、小さな積み重ねが準優勝に繋がったように感じる」と主将の深谷もリーグを終えての感想を述べた。
今年は練習量が多く、その事実が部員たちの自信にも繋がった。結果として、相手の陣地でアイスホッケーをする時間が昨年までと比べて長くなり、良い試合ができたと2人は告げる。チームとしての総合力も上がっているように感じられ、良い点が多く見られたリーグ戦となった。
その後の12月末に行われた第94回氷上選手権大会は、4年生の引退試合でもあった。第二回戦で強豪関大との対戦となり、同点まで持ち込んだものの惜しくも敗北を喫した試合となる。しかし、強豪校相手に大健闘したという事実は来年度のチームへの期待にもつながっていく。
アイスホッケー部は都内のスケートリンクを借りて練習を行なっているが、リンクを借りる時間は決まっている。個人的な練習や、居残り練習をすることは叶わず、制約のある中で練習を行なってきた。練習試合などもインスタライブを使って配信するなどSNSにも力を入れ活動を広げている。2人は「まずはアイスホッケーをしているところを見て、この競技について知ってほしい」と話す。アイスホッケー部の更なる躍進が楽しみだ。