地域との懸け橋 タウンニュースの全貌に迫る

 地域密着型の無料紙であるタウンニュース。行政区単位に分かれているが、今回は相模原キャンパスから近くにある、相模原支社さがみはら中央区版編集長の船山さんと本学のOGで記者の今林莉菜さんに話を聞いた。

船山編集長と今林さん 

 タウンニュースとは、神奈川県全地域と東京多摩地域で発行しているフリーペーパーである。その特長は、地域に根差した身近な情報を発信している新聞であることだ。

 そんな地域との関わりが深いタウンニュースだが、先日、コミュニティ人間科学部の講義にゲスト講師として船山さんが登壇し、授業をした。地域への寄り添い方を熱く語る船山さんに筆者が感銘を受け、取材をすることに至った。では、タウンニュースと地域のつながりをどう実現しているか。船山さんは「地域と長年の交流があることだ。先代の編集者から絆を受けつながれてきた」と言った。

 そして『地域』という言葉に船山さんは注目していた。「地域が話題になってきたのは、ここ十数年だと考えている。東日本大震災を機に、改めて地域の重要性を考えるきっかけになり、地域情報を求める人々が増えたのではないか」と当時の経験から分析している。

 次に、OGである今林さんに、本学に在籍したことで有益になっていることについて尋ねると、相模原キャンパスが身近にあることだと返答。「取材などの際、本学の卒業生であることを明かすと、地域の人々に親しみを持ってもらいやすいからだ」とした。

実際のタウンニュース

 毎号素晴らしい記事が発行されるが、その秘訣を船山さんに迫った。「記事を書くときは一人で全てを決めさせない。共同作業であることを意識して取り組んでいる」とそれぞれが主体性を持って記事に臨んでいることがわかった。取材をする際、入社してから歴の浅い今林さんは恐れずに何でも質問する心意気で臨むという。自分がまだ慣れていなくても、取材相手の気持ちに立つことを最優先で考え行動することで快く受け入れられてもらえている。

 最後に、船山さんは「タウンニュースが地域にとって当然であるものにしたい。そのために、今後もより一層、丁寧に発行していきたい」と語った。

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