夜、布団に入り目をつむるもなかなか寝つくことができなかった経験はないだろうか。明日は学校があり、早起きをしなければならないのに。そういう焦燥に追われ、寝たいのにどんどん目が冴えていく。これが意外とつらい経験であり、私は何とかしようと様々な原因を考えた。

ところで、寝る時に常夜灯をつけて寝る人はどのくらいいるだろうか。私の家ではもしもの時に備え、誰もが常夜灯をつけて眠っている。しかし私はこの光をかなりまぶしく感じ、うとましく思っていた。睡眠に入ることを阻害しているものはこの薄暗い光なのではないかと思った私は、修学旅行先で簡素なアイマスクを購入した。買った当初はより暗くなった視界に喜んだものの、しっかりとした作りでないためか隙間から入る光が余計に気になり、寝つきの悪い日は減らない。そこで、インターネットでちゃんとしたアイマスクを買うことに決めた。

私が購入したものは目隠しの部分が頭をぐるりと1周する形のアイマスクで、遮光性は完璧だった。つけ心地もよく、違和感もない。これは予想外の効果だったが、耳を覆うように装着するのでわずかだが音も遠くなる。壁の薄い我が家との相性は抜群だ。

アイマスクにも様々な種類があり、好みもある。寝つきの悪い人はぜひ自分に合う寝具を探し、変な焦りを感じることのない夜を過ごしてほしい。