毎週昼休みに行われているキリスト教文化に親しむ会を知っているだろうか。今回はキリスト教の名著をもとに、会を行う社会情報学部のLAMBACHER教授に話を聞いた。
LAMBACHER教授のキリスト教文化に親しむ会は毎週水曜日の昼休みに開催されている。『Cross of Christ』という名著をもとにキリスト教について語り合う。
参加する人はキリスト教初学者が多い傾向にある。では、初学者にとって必要なキリスト教を学ぶ心掛けは何かをLAMBACHER教授に聞いた。「聖書を古典的な文学作品として読んでほしい。キリスト教のキーポイントが何なのかわかる」と話した。
加えて、初学者がキリスト教を学ぶ姿勢について「心を開いて、学び、理解しようとすることが大事だ。成熟したクリスチャンと話すことも必要だ。キリスト教の良い点を教えてくれる」と語った。
キリスト教について詳しい知識を持つLAMBACHER教授。キリスト教に関心を持った理由について「私の父は聖歌隊の一員だった。その影響で嫌々教会に通っていた。しかし、大学生になった時、キリスト教の教えを深く考えるようになった。聖書を読むようになり、キリスト教以外の勉強にも精を出すようになった」と話した。
そして、LAMBACHER教授はキリスト教を学ぶことで自分の考え方も変わったという。「以前は利己的な考え方を持っていた。しかし、他人のことも考えるようになった。話し方や言葉遣いが変わり、怒ることが大幅に少なくなった」とLAMBACHER教授は自身の体験を振り返った。
キリスト教文化に親しむ会の魅力について「『Cross of Christ』でイエス・キリストの人生について考える。多くの歴史を学ぶことで十字架とは何かその根本を知ることができる」と紹介した。
最後に、これからキリスト教文化に親しむ会に参加しようと考える人に向けて「聖書やキリスト教、十字架について学びたければ歓迎だ。また、英語で話し合うため英会話のスキルも鍛えられる。ぜひ、少しでも興味があれば参加してほしい」と語った。