皆さんは、自動車競技というスポーツを知っているだろうか。自動車競技とは、自動車を用いて、速さや燃費、美しさなどを競い合うスポーツだ。
本学体育会自動車部は、1931年に創部した歴史ある団体だ。最近では、全関東大会3位、全日本大会5位という成績を残している。活動は、基本的に水曜日と土曜日に行なっており、その際に大会で使用する車両の整備、点検をしている。また、大会前にはサーキットで練習をするために、日曜日に活動することもあるそうだ。
コロナ禍初期は活動が制限され、思うように活動を行うことができなかった。しかし、「昨年から再開された活動にも慣れ、最近は本格的に下級生の育成に取り組むことができるようになった。具体的には、車両の整備や走行練習などを教えている」と部員の林史華(済4)は話す。また、青学自動車部主将の三輪柊史(機4)は、「今年度は3年生が在籍していない。そのため、来年以降、今までのノウハウが切れないように心掛けて練習を行っている」と語った。
部内で一番印象に残っていることについて、林はチームが表彰台に乗ったときとし、「選手達は努力が、サポートメンバーは支えが成就したことを一番感じた」と、三輪は「遠征先の宿や活動中に行くレストランで部員みんなと楽しく話したこと」だと教えてくれた。