【文章創作特集】 全ての創作者への支援を掲げて 文学フリマ

文章を書いたことがない人は、少なくとも本学学生のなかにはいないだろう。しかし、書いた文章を形として不特定多数の前に見せる経験をした人は少ないはずだ。ハードルが高い、そんな機会などそうそうないと考えている人に知ってほしいのが「文学フリマ」の存在だ。このイベントについて、文学フリマ事務局の担当者に話を聞いた。

昨年11月の「文学フリマ東京」

 文学フリマとは、一言で言うと展示即売会である。出店者は自身が文学と信じるものを出店し、参加åは各々気に入った文学作品を購入するといった仕組みだ。文学と聞くと堅いイメージを浮かべる人も多いと思うが、文学フリマ事務局は「出店者が文学と思うのならどんな形でも出店していい」と話す。そのため出店されるジャンルは小説や詩、短歌、ノンフィクション、評論など多岐にわたる。幅広い年代層が参加しているが、サークルで出店する学生もおり、学生の参加者は多いそうだ。

 比較的自由な展示即売会である文学フリマの歴史は、2002年に遡る。初の開催地は東京であり、100ブース弱の出店があった。2008年には東京で年2回開催されるようになり、2013年に大阪で開催されたことを皮切りに全国各地で文学フリマが開催されるようになった。出店ブース、来場者ともに右肩上がりで、2019年11月の東京開催では1200ブースの出店、6千人の参加者を記録したそうだ。

しかし、コロナ禍によって初の開催中止に追い込まれ、参加数も減少した。今月29日には文学フリマ東京も予定されており、イベントの開催自体は行われている。しかし「コロナ禍さえなければもっと文学フリマを広めていけた」という悔いがあるそうだ。

 文学フリマ事務局には「文章を書く創作者を支援したい」という思いがある。創作意欲をたぎらせながらも発散できずにいる人は、ぜひこの文学フリマに参加してみてはどうだろう。

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