昨年度、本学体育会スキー部は女子インカレ2部で総合優勝を果たし、1部へ昇格するという素晴らしい成績を収めた。今回は、そんな彼らの強さの秘訣に迫る。

笑顔の部員たち

 本学スキー部の強みは部員一人一人の個性であると、主将として部を牽引する齋藤将紀(コ4)は話す。「青学スキー部には、これまでずっとスキーに打ち込んできた経験者から、本学入学後からスキーを始めた初心者など、多種多様なバックグラウンドを持つ選手とマネージャーが集まっている。切磋琢磨し、お互いを高め合っていける環境がここにはある」と語った。

 スキーは、シーズンスポーツだ。そのため、雪上練習が行える期間は限られている。だからこそ、限られた時間をいかに効率よく過ごせるかが勝利の鍵となる。本学スキー部は、シーズン中では、それぞれが所属するチームで雪上練習を行い、セクションごとに合宿を実施している。また、オフシーズンでは、主に陸上でのランニングやウエイトトレーニング、コーディネーショントレーニングなど、冬に向けた身体作りを積極的に行っているそうだ。

 今年度の本学体育会スキー部のスローガンは「勇往邁進」。そして、女子はインカレ1部での総合優勝を、男子はインカレ2部での総合10位以内を目指している。今日も、彼らはそれぞれが目標に向かって勇ましく、まっしぐらに突き進んでいる。