大垣北高校を卒業し、上京した牧村は、本学入学後「神宮野球応援ツアー」に参加し、応援団への入団を決めた。「応援席の雰囲気を作る姿に魅力を感じた」という。
牧村の応援のモットーは「応援に駆けつけた観客に応援を通じて非日常を提供し、勝利の喜びを分かち合うこと」と「頑張る選手たちの心の支えとなれるよう、心の底から声を届けること」だ。応援の魅力としては「初対面の観客や選手と一体になって勝利を目指せること」を挙げる。「そこに生じる戦う空気感」や「応援を通じて人とのつながりが広がること」も応援の魅力の一つだ。
コロナ禍では「団員一丸となって活動に励むこと」が重要だという。団長の指導の下、定期的にミーティングを行って各団員の思いを共有したり、応援団の在り方を考えたりしてきた。また「コロナ禍において声出しを許された者」として、試合の途中で応援席の声が止まないよう、念入りに発声練習を行っている。
1日でも早くコロナ禍が収束して、満員の応援席から全力の応援を届けることを望んでいる牧村。現在、感染予防を徹底して全力で練習に励んでいるそうだ。また応援団の存在を身近に感じてもらうため、SNSの更新にも力を入れているという。