5月18日に第35回東日本大学リーグ戦が横浜武道館で開催された。本学の体育会拳法部は、男子が決勝リーグ進出、女子は2016年以来の優勝を果たした。素晴らしい成績を成し遂げた今大会について主将である島野翔大(物4)に話を聞いた。

試合後の拳法部

 まず、主将として今大会について「最高学年として自覚を持って臨んだ。練習メニューを変えて日々努力してきたので、その成果が出て良かった」と振り返った。また、個人としては「リーグ戦で勝った対戦相手がいたが、決勝リーグでは負けてしまった。そのため、大将という役割を満足に果たすことができなかった。最後に自分の弱さが出てしまい不甲斐ない」と悔しさを滲ませた。

 女子では小澤いずみ(心4)の活躍が目覚ましかった。チームを優勝に導き、最優秀選手賞を獲得した。小澤について島野は「チームのムードメーカーである。また、主務でもあるので、チームを楽しませる反面、練習の時は気を引き締めることができる大事な存在だ」と語った。

 今大会は男子7人制、女子3人制であるが、本学拳法部は男子5人、女子2人で試合に臨んだ。中でも男子2年生の活躍が大きかったという。「同じ大学の2年生でトップクラスの実力を持っている。彼らのおかげで決勝リーグ進出ができた。今後も活躍に期待したい」と話した。

 最後に今後の目標を聞くと「7月に全国大会が控えている。自分たちの実力でどこまでいけるかわからない。しかし、悔いが残らないよう実力を全て出し切りたい」と意気込んだ。

 一致団結で日々鍛錬を積む、本学拳法部。今後の活躍に目を離すことができない。