5月12日、本学ホームページにて、本学を名乗る電話への注意喚起がされた。前日に本学学生から次のような連絡があったという。本学を名乗る者から、情報確認を行っているという旨の電話が保護者宛にあり、個人情報を聞かれたというものだ。この件について詳細を知るため、学生生活課に取材をした。
まず、他大学にも同様の事案があることがわかった。電話番号も同じだ。しかし個人の特定は行っていない。他大学が注意喚起に留めていることや二次的な被害が見られないことから、本学も、注意喚起をして様子を見ているそうだ。また大学のシステム内に不正なログがないか確認したが、発見されなかったという。
大学が個人情報を聞く電話をすることはない。改めて、学生や保護者には「身元のはっきりしない電話に対して個人情報を開示しない」という姿勢が求められる。決して大学名に惑わされてはいけない。
本学は今後、引き続き注意喚起をしつつ、同じ事案があった際には、また調査を行うという。もし何か被害があれば、すぐに学生生活課に相談に行ってほしい。