5月9日から、本学図書館で「延滞罰則」が再開した。従来、図書館では、返却期限を超えて資料を返却しなかった利用者に対し「資料を延滞した日数分、新たな資料の貸出を禁止する」という罰則を適用していた。しかし、20、21年度は、対面授業があまり行われないなどのことから、延滞罰則の適用を見送っていた。しかし、現在は原則として対面授業となり、多くの利用者が来館できる状況が整ったと判断したことから、罰則の適用を再開した。

 本学図書館では様々なイベントが行われている。そのなかでも特に注目したいのが、「オンライン展示企画 誰かに贈る本」である。この展示はコロナ禍で人と会うことが難しい時代に、誰かに贈りたい本を募集し、メッセ―ジとともに公開するという展示だ。人間関係で悩む人や就活生へ向けた本など様々な場面に合った本が紹介されている。

 7月には、本館で「ウクライナと国際紛争」の展示が行われる。この展示は、ウクライナの文化と国際紛争という2つの側面に関する資料を展示し、ウクライナと、現在進行形の国際問題に対し、より深く、解像度の高い視座を養うことを目的としている。また、7月4日と8日に研究や論文に使える様々な資料の探し方を学べる、本館主催のオリエンテーション(オンライン)が行われる予定だ。万代記念図書館では、相模原祭が開催される10月8日に今年で8年目である「ビブリオバトル」が開催される。発表者は大学生で観戦者は誰でも歓迎とのこと。各イベントの詳細は図書館WEBサイトやポータルで随時公開される予定だ。

図書館本館では、zoomを使って館外からでも資料探しの相談ができる、オンラインレファレンスを6月中旬より開始した。卒論やレポートの執筆中に参考文献の探し方についてアドバイスがほしい人、図書館のWEBサイトから使えるデータベースの使い方について質問がある人は、活用してほしいそうだ。今後も定期的にポータルをチェックし、図書館イベントを見逃さないようにしよう。