2回目となるキャンパスの幹。今回は、本学学術情報部図書課の阿部秋穂(36)さんに話を聞いた。

「学生時代、様々な人間が入り混じる大学の多様性のある雰囲気に魅了された」と話す阿部さんは、大学職員を目指し、本学に就職。現在は図書館の中で「参考業務」を担当している。

「参考業務(レファレンスサービス)」とは、利用者が適切な資料にたどり着くための支援をする仕事だ。図書館は紙の資料以外にも、オンラインデータベースなど、様々な情報資源を提供している。「貴重な情報資源をうまく使って大学生活、学業をより豊かなものにするために、ぜひレファレンススタッフに相談してほしい」と話した。

 そんな阿部さんは今、新図書館の開館準備業務に一生懸命取り組んでいる。「図書館は卒業生にも開かれているため、開館よりも前に卒業を予定している方も、新しい図書館に大いに期待してほしい」とのこと。

おすすめの本は、図書館のレファレンススタッフの働きを描いた「100万回死んだねこ:覚え違いタイトル集」だそう。「利用者が人生や生き方を変えうる本に出会えるように、日夜業務に取り組む図書館スタッフが皆さんの傍にいることをぜひ知ってほしい」と阿部さんは語った。

日々の利用を支える阿部さんや図書館スタッフの皆さん。感謝の気持ちを忘れずに、図書館をうまく利用していきたいものだ。