洋弓部の髙松は、中学生の頃から、映画をきっかけにアーチェリーに憧れてきたという。しかし中高では、アーチェリー部がなく弓道部に入ることに。大学で、念願の洋弓部に出会い、そこで始めてアーチェリーに触れたそうだ。
普段は、的を繰り返し狙う練習を行っている。例えば、本番を想定して遠くから射つ練習だと、つい狙い込んでしまい、理想とする射形にならない。そこで時には、的に2〜3mまで近づいて練習するなど、工夫を行なっているそうだ。
アーチェリーに向いている人は「平常心を保てる人」だという。間違った事実を受け止め、分析できる人はやはり強い。また髙松はアーチェリーを、始める前のイメージと比べて「思っていたよりもシビアだった」と語る。少し緊張するだけで的に当たらなくなってしまう。基本的に団体戦であり、自分の得点が直接チームの勝敗に影響する。そのため、的に当てるプレッシャーがのしかかる。メンタル面が関わることも、アーチェリーの難しいところだ。「焦ってしまうタイプだからこそ平常心で射つように気をつけている」と話した。
現在、主将を務める髙松だが、今後の目標について「現大会リーグで二部にいる2年生が、一部に上がれるよう応援ができたら」と話した。髙松の今後の活躍に期待したい。