6月11日から12日にかけて、関東学生パワーリフティング大会が行われた。本学のパワーリフティング部は、男子は6階級で優勝、女子も63㌔級で優勝、さらには団体戦でも優勝を果たした。今回はチームを代表して主将の富田(総4)に話を聞いた。
まず個人戦について「自分は失格さえなければ優勝できると思っていた」と自信を持って大会に挑んだという富田。最終的には83㌔級優勝に加え、最優秀選手賞も獲得した。しかし、富田はこれだけでは満足していない。「目標は余裕を持って最優秀選手賞に選ばれることだったが、最後自チームの後輩にギリギリまで迫られてしまった。正直、ここまで詰められるのだという気持ちがあったので、次の大会では試合に向けてしっかりと調整し、他を圧倒して最優秀選手賞をとりたい」。
本学は団体戦を、満点というスコアで優勝を果たした。これについて富田は「非常に嬉しい。4年生の私たちがいなくなっても、他の大学と戦えることがわかってよかった」と嬉しさと同時に安堵したそうだ。
秋には全日本選手権と世界選手権が控えている。次の大会まで期間が開くが、それでも準備は怠らない。「自分はデッドリフトが苦手。それを克服しないと世界では通用しない。次の大会までに鍛え上げて、最終的にはそのデッドリフトで全日本学生記録を出したい」と抱負を語った。