青学ランナーを支える寮母さん 陸上競技部

 今年の箱根駅伝を含め、6回の総合優勝を果たした本学陸上競技部。今年の関東インカレ長距離種目では多数の入賞を果たした。その寮母として選手と監督を支えている原美穂さんに話を聞いた。

本学陸上競技部にとって欠かせないもの。それは、寮母の存在だ。6回目の総合優勝を果たした第98回箱根駅伝では、卒業した飯田元主将(21年度・総卒)を中心に、1区から10区まで隙のない走りを見せ、見事大会記録を更新した。そして新たな体制となって迎えた今年度の関東インカレ長距離種目では多数の入賞者が出た。

今年のチームは「4年生が強い」、「戦力的には過去最高」と語る美穂さん。その強さの要因として、「コツコツと努力を積み重ね、四年目で花開く選手が多い」と語った。

 寮母として、選手の食事の管理をしている。選手が暮らす町田寮では厨房がないため、学食から食事を提供してもらう形になっている。そこにトレーナーが陸上競技に必要なメニューや栄養素を選手に教え、自分で補食を用意する人もいるそうだ。「疲労回復には『白米より玄米』の方が良い」と話す美穂さん。白米と玄米をブレンドしたご飯を提供するなど工夫している。

 夫の原監督についても語った。原監督は練習メニューを考えることが大好きだという。一年中練習メニューを考えているらしく、一度メニューを立てたらそれで終わりではなく、状況に応じて常にメニューを組み直しているそうだ。美穂さんは強さの秘訣について「一から十までを教えるのではなく、選手自身が練習メニューを理解し、自ら意識してトレーニングを積むこと」と語った。

 2回目の三大駅伝三冠を目指す本学陸上競技部。「しっかり実力を発揮すれば、三冠はとれる」と自信を見せる美穂さん。しかし、「今年のチームは強すぎるあまりに油断があるように見えるので、もう少し4年生には真剣になってほしい」と喝も入れた。

 競技以外のところでもサポートをこなす美穂さんの話は選手の様子やチーム全体を広い視野で見守っているように感じた。夏が明ければ、三大駅伝が待っている。戦力が充実し三冠も狙える今年のチームを引き続き、応援したい。

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