本学女子ラクロス部は、毎週5回の活動を通して、「学生日本一」という目標に向かって日々練習に励んでいる。今回は、河野杏奈(コ4)に部の強みや目標、印象に残っている出来事について話を聞いた。
部の強みは、大きく分けてふたつあるという。1つ目は、チーム力だ。女子ラクロス部は、部活の運営のほとんどを学生たちが担っている。そして、競技以外でも部員一人ひとりが、それぞれの力を最大限に発揮できる環境が整っている。そのため、試合中では、試合に出ている選手だけでなく、80名の部員全員の力がみなぎっている。
また、二つ目はコミュニケーション力だ。練習中はもちろん、その他の時間でも常に会話を大切にしているそうだ。試合中に仲間がどのようなことを考え、どのようにプレーをしたいのかを会話することなく分かり合えるようなチームだという。
1番印象に残っていることについて、河野は9月4日に行われた第34回関東学生ラクロスリーグ戦内の学習院大との試合を挙げた。彼女はこの試合を、「最初は優勢の状況が続いていたが、最後のクォーターでは劣勢に追い込まれてしまった。しかし、チーム力を活かして、勝ち切ることができた試合だった」と振り返る。また、「試合に出ていた選手全員が最大の力を発揮したことはもちろん、ベンチにいる選手も最大の応援をしたこと。部員全員の全ての力が重なったから勝ち切れた試合だと思う。そして、応援してくれた方へ試合をユーチューブから届けることができたことも印象深く感じている。今後もこのように思える、熱気に満ち溢れた試合を積み重ねていきたいと思う」と語った。
加えて、今年度の抱負について「目標である『学生日本一』を取ったとしても、誰からも応援される、応援したいと思ってもらえる、そんな組織であり続けたい」と話した。彼女たちは、「愛し愛され続ける青学」という理念の下、今後も活動を続けていく。