髙橋(英4)は、本学サッカー部マネージャー唯一の4年生として活躍している。コーチである父やサッカーを習っていた兄の影響で、幼いころからサッカー中心の生活を送っていたという。
サッカー一筋の兄を献身的に支える両親の背中を見て育つうちに、いつしか「私も夢中になっている人を全力で支えられる人間になりたい」と思うようになったそうだ。当時中学生でマネージャーになると決心した髙橋は、サッカー強豪校である都立駒場高校に入学した。
大学でもサッカー部のマネージャーを続けた理由は「私にはこれしかなかったから」と話す。高校三年間で辛い経験を何度もしたが、仲間と過ごす時間はかけがえのないものだと感じたそうだ。後悔はしたくない、と大学入学後も自然と入部の道を選んでいた。
普段の活動内容は部員の怪我対応からSNSの運営まで多岐にわたる。週に6日活動があるマネージャーは、効率よく目の前のタスクをこなしていくことが重要だ。髙橋はマネージャーとして常に全体を把握し、何が起こっても冷静に対応できるよう心がけているという。
マネージャーを始めて7年の月日が経った髙橋。卒業後は今までの経験を活かしながら、変わらず努力し続けたいと語った。