9月1日より3日間、所沢市民体育館にて秋季・関東学生卓球リーグ戦が行われた。3勝2敗で2部3位という成績を残した女子卓球部に話を聞いた。

主将である庄易(総3)は今回の結果について「一人一人がチームのために行動できたことが良かったと思う。少人数の部活であるため、それぞれの役割がしっかり果たせないとチームとして成り立たない」と語った。さらに、普段から上下関係なく「互いが思ったことを言い合える環境」が、今回、選手、サポート、応援が春リーグよりも全力で試合に挑めたことにつながったと考えている。

また、試合が無観客・オンライン配信で開催されたことについて「自分の試合が注目されていると感じるとそれを意識しすぎて自分のプレーができなくなってしまうことがある。そのため今回は過度に緊張することなく試合に集中することができた」と話す。一方で「特に団体戦において、得点したときの盛り上がりが少し物足りなく感じられることもある。コロナ禍が収束した際には、試合が有観客で開催されることを期待している」と話す。

練習の中で工夫したことは「空きコマを活用するなど工夫をして、練習時間を確保したこと」だ。部員それぞれの授業時間が異なるため、練習時間を確保するのが大変だったという。またミーティングの機会を増やし、どのようなチームにしたいのか話し合うことによって、団結力を深めたそうだ。

1部昇格を目指す女子卓球部は、本試合を境に、新チーム体制となった。その心境を聞くと「4年生の先輩が抜けてしまい寂しい気持ちもあるが、春リーグに向けて、集中力を持って充実した練習をしていく。アドバイスし合うことも技術の向上につながるため、続けていきたい」と語った。