相模原祭2日目には、クイズ企画である「青学生は中学生より賢いの?」がパフォーマンスエリアにて開催された。クイズ企画は昨年行われた第19回相模原祭に引き続き開催され、今年も大いに盛り上がりを見せた。この企画を担当した相模原祭実行委員の高橋乃愛さん(社1)に話を聞いた。
今年のクイズ企画は「本学だからこそできる特別な企画にしたかった」と話す高橋さん。その想いから、中学生と大学生が競い合うクイズ企画ができあがったそうだ。問題はすべて中学入試レベルに設定し、国語・算数・理科・社会から全18問用意したという。
出演団体は全5チーム。本学からの出演者は、ダンスサークルLilyと理工学部田崎研究室の院生5人、そして環境戦隊エコレンジャーに決まった。中等部からは、科学部の7人がAチームとBチームに分かれて出演した。
第一問からハプニングを起こしたのはエコレンジャーチーム。ペンのキャップが開けられず無回答となってしまったが、第二問は無事正解することができた。また「物語のさわりとはどんな意味?」という問題で、田崎研究室チームだけが正解した場面では会場が感嘆の声に包まれた。
結果は、田崎研究室チームと中等部Bチームがともに21ポイントで優勝した。3位は19ポイントを獲得した中等部Aチーム、4位は13ポイントのLilyチームとなった。「僕たちはいつもエコについて考えているので、中学受験の問題なんてへっちゃらです」と意気込んでいたエコレンジャーチームは、6ポイントで残念ながら6位に終わった。
クイズ企画を振り返って、高橋さんは「今年は20回目の相模原祭という節目の年だったので、盛り上げたい気持ちが強かった。企画が無事成功に終わりうれしく思っている。」と話した。来年の相模原祭も、本学らしい企画に期待したい。