11月25日、40年以上続く伝統行事、「クリスマス・ツリー点火祭~降誕を待ち望む礼拝~」が青山・相模原両キャンパスで同時に行われる。20、21年度はコロナ禍により、オンラインでの開催となったが、今年は3年ぶりに屋外での開催が決まった。(青山キャンパスの点火祭は、密を避けるため、今年もオンライン配信がある。詳しくは宗教センターWEBサイトをご覧ください。)今回、宗教主任のコミュニティ人間科学部、吉岡康子准教授に相模原キャンパスの点火祭について、話を聞いた。 キリスト教の暦では、アドベントと呼ばれる、イエス・キリストの降誕を待ち望む、クリスマス前の4週間がある。点火祭はアドベントに入る直前の金曜日に行われる。吉岡准教授は「点火祭によって、これからクリスマスを迎える気持ちになる」という。

 今年の相模原キャンパスの点火祭は、学部生によるトランペットの前奏から始まり、ハンドベル・クワイアや聖歌隊などの演奏が行われ、通常とは異なった礼拝が行われる予定だ。相模原キャンパスの点火祭の特徴は、カウントダウンやプロジェクションマッピングが行われることだという。吉岡准教授は過去の点火祭を振り返り、「プロジェクションマッピングはとても美しいので、一度は見てほしい」と話した。各キャンパスで違った楽しみができるのも、点火祭の特徴だ。

 最後に、本学学生に向けて、「全員で今年のクリスマスを迎えることができて、うれしい。授業時間も点火祭に合わせて、調整されるので、ぜひ、参加してほしい」と話した。1~3年生は見たことがないであろう点火祭。キャンパスの垣根を超えて、全員でクリスマスを迎えよう。