快晴で絶好の行楽日和となり、青山祭最終日では、3日目となるステージ企画が行われた。青山キャンパスの中庭に設けられたステージには、多くの人々が集まった。また、今年の青山祭は昨年とは違い、3年ぶりの一般観客の参加が認められた。そのため、コロナ禍前の青山祭の活気を取り戻していた。そして、今回は中庭ステージ企画の責任者である木所春瑠さん(英3)に話を聞いた。
まず、3日目のステージ企画の見どころについて、「3日目のステージは青山祭最終日ということで全ての集大成だ」と話した。「1日目、2日目はもちろん魅力的だ。しかし、3日目も多種多様な催し物が行われた。3日目のステージ企画は、儚くもキラキラと煌めく本学学生そのものにスポットライトが当たるようなステージになっていた」という。
3日目のステージ企画の概要として、A―1グランプリの結果発表、エピローグセレモニー(閉幕ステージ)などが行われた。これに対して、木所さんは「最終日ならではのコラボステージや特殊効果などを、後輩が率先して考案した。学生団体や見に来てくれた観客の記憶に残り続けるような構成を目指した」と語った。青山祭が終わり日常に戻っても頑張る勇気、少しでも背中を押す手伝いができるようなステージになるよう、努力して作り上げてきたと振り返った。
ステージ企画の開催までに苦労した点もあったそうだ。「普段関わりのない本学学生や、学生団体と意見を交換することが難しかった。タイムテーブルの制作や全ての要望を叶えることが責任者としてできなかった時もあり、申し訳なかった。知識がないことや歩み寄りきれなかった部分もあった」と話した。
しかし、ステージ企画の責任者として楽しかったこともあるという。「たくさんの学生団体と関わり、どのようなステージにしたいか、どんな青山祭にしたいか、どうすれば本学学生が最大限に輝くステージにできるかを考えている時は、とても楽しかった」と振り返った。
最後に、来年のステージ企画に向けての目標について「来年から新体制を迎える青山祭実行委員会は、皆様に元気や笑顔を届けるステージを作るために今から努力して、準備に取り組む予定だ。ぜひ、来年の開催を楽しみにして、足を運んでもらえればと思う。また来年も、私は来場者と会えることを楽しみにしている」と意気込んだ。
来年の青山祭はどのようなものになるだろうか。大きな期待が寄せられているだろう。