国際センターでは、留学生と一般学生の国際交流の集い「コーヒーミーティング」を定期的に開催している。10月に相模原キャンパスで行われたコーヒーミーティングには、約50人の学生が参加した。この企画に参加した浅井祐介さん(理D1)、金井悠奈さん(地3)、木野本賢さん(地3)と、キム・キテさん(理3)に話を聞いた。

コーヒーミーティングは、日本に関するゲームなどを通して異文化への理解を深めるイベントだ。学生のチューターが運営しており、今回は日本地理とカタカナをテーマにビンゴや伝言ゲームなどを行った。ゲームに勝つと景品をもらうことができ、学生たちは終始盛り上がりをみせた。金井さんによると、コーヒーミーティングで知り合った学生たちが、その後も連絡を取り続けているという話は珍しくないそうだ。

「いつか海外を訪れたときに、現地に住んでいる友人の家に泊まらせてもらえるような関係を留学生と築いてほしい」とチューターの浅井さんは語る。留学生だけでなく、一般学生もこの機会を積極的に活用してほしいと話した。

また、留学生チューターのキムさんにとってコーヒーミーティングは「他の留学生の悩みを聞いてあげられる良い機会」になっているそうだ。キムさんは、まだ日本での生活に慣れていない留学生の身近な存在になってあげたいと話した。

コロナ禍によって減っていた留学生の数は少しずつ増えている。今回参加した留学生は25人ほどであったが、今後はより賑やかな交流会となるだろう。木野本さんは「とても素敵な経験になった。有意義な時間を過ごしたいと思っている学生は迷わず参加してほしい」と話した。次回のコーヒーミーティングは12月を予定している。