1966年に愛好会として発足した、本学体育会ボート部。そんなボート部の主将を務めているのが鏑木(法3)だ。「ボート競技は大学から始まる。全員が同じスタートラインから始められるのが魅力だ」という鏑木だが、彼がボート競技に出会ったのも本学に入学してからだった。「コロナ禍の影響もあって、何か課外活動をしたいと思っていたときに、他大学の友人に声をかけられたことがきっかけだった」という。
入部した2020年当時、ボート部の部員は4年生と、新入部員の鏑木のみ。4年生は9月に引退となってしまうため、「新入生が入部する4月まで、しばらくの間一人での活動が続いた。こなさなければならない仕事なども多くあり、かなりハードだった」と振り返る鏑木だが、「現在は部員も増え、役職などを任せられるようになった。主将としてチームを作っていけたと思う」と喜びを話した。
今後の自身の目標は「全日本の大会で記録を残すこと」だという鏑木。現在ボート競技はオフシーズンだが、「全日本大学選手権、全日本選手権に向けてモチベーションを維持し、練習を積み重ねていきたい」と意気込んだ。
「鏑木主将」がチームを引っ張っていくのも残り一年を切った。彼が作ったチームの活躍に、ぜひ注目したい。