陸上競技部長距離ブロック 大会新記録も悔しい3位

11月6日、第54回秩父宮賜杯全日本大学駅伝対校選手権大会が名古屋市の熱田神宮~伊勢市の伊勢神宮で行われた。「プライド大作戦」を掲げ優勝を目指した本学は、悔しい3位でのゴールとなった。

今年も全国各地の精鋭大学駅伝チームが伊勢路を駆け抜けた。駒大が大会記録を4分21秒更新するタイムで3年連続15度目の優勝を飾り、出雲駅伝と併せて三大駅伝2冠目を手にした。箱根王者として挑んだ本学は、5時間10分45秒の大会新記録を刻んだが3位に終わった。

本学は1区で目片(コ4)が序盤に飛び出し、2位と好走。続く2区は大学駅伝初出走の白石(地2)。区間16位と苦しみ、苦い駅伝デビューとなった。本学は2区終了時で13位と出遅れるも、3区で流れを変える。原監督が岸本(社4)と共に「駅伝男」と称す佐藤(総3)が力のある駒大の山野、國学院大の中西を抑え、区間2位の快走で11位へ。4区の横田(教4)も区間賞と3秒差の区間2位の走りで6人を抜き、順位を一気に5位まで押し上げた。だが横田は「6人抜きはたまたま前に選手がいただけの結果。4区で最も速く走った選手になりたかった」と厳しく評価した。

続く5区では、横田が「入学当初からの一つの目標であった」と話す同じ新潟県出身の岸本(社4)との襷リレーが実現。必死に前を追いかける粘りの走りをみせ、3位とは5秒差の4位で同じく4年の中村(総4)がスタート。

中村は昨年の箱根駅伝で、中大の吉居選手と共に最優秀選手にあたる金栗四三杯を獲得し、先月の出雲駅伝でもアンカーを務め、区間3位と力走するなど、安定感抜群の選手だ。本大会でも区間3位の意地の走りで、2つ順位をあげた。

中村から襷を受け取った近藤(営4)は、最初の5㌔㍍を13分49秒で通過するなど攻めの走りをみせる。駒大の田澤には及ばなかったものの、区間記録を上回る区間2位の好走。最後は笑顔でアンカーの主将・宮坂(国経4)に襷を渡した。三大駅伝初出走の宮坂だったが、主将と箱根王者のプライドで最後は追い上げる順大を1秒差で抑え、表彰台を死守した。しかし、「トップチームとして死守すべきは2位だった。なにも評価される点はない」と自身の走りを厳しく振り返った。「箱根だけは必ず勝ちたい。覚悟を持って高い目標意識のもと、ひたすら練習あるのみ」と箱根に向けて決意を誓った。

出雲4位に続きタイトルを逃した本学だが、箱根だけは譲れない。王者のプライドを胸に、狙うは頂点それだけだ。

(主将の宮坂と副将の横田のインタビュー全文は電子版をご覧ください)

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