真の大学日本一を決める全日本大学駅伝。10月の出雲駅伝で惜しくも4位に終わった本学は、4年生の走りが光り、3位で表彰圏内を死守した。今回は主将の宮坂(国経4)と副将の横田(教4)へ行ったインタビューの全文を掲載する。

主将 宮坂選手(国経4)

―大学に入学し、初めて三大駅伝出走となりましたが、レースを振り返っていかがでしたか。

 準備も調子も良かったです。しかし、経験と力不足で後半失速してしまいました。ただただ悔しいです。

―ゴール直前、順天堂大学の四釜選手が迫るなかで3位を死守されました。どのような思いで走っていましたか。

 トップチームとして死守すべきは2位でした。なにも評価される点はないと感じています。

―出雲、全日本大学駅伝を終えてチーム状況、チームの雰囲気はいかがですか。

 駒澤大学をはじめ、他大学の強さを目の当たりにして、このままでは厳しいと痛感している。箱根だけは必ず勝ちたいので、覚悟を持って高い目標意識のもと、ひたすら練習あるのみです。

―箱根駅伝でのチーム、個人の目標をお願いします。

 チームとして大会新記録での優勝、優勝を目指すなら大会新記録は必須になるというほどレベルが高い。個人としては区間賞、駒澤に勝つには全区間で区間賞相当の走りが求められる。

副将 横田選手(教4)

―区間2位という素晴らしい走りで4年生としての意地を感じましたが、ご自身の走りを振り返っていかがですか。

 区間賞を獲れなかったのが心残りです。6人抜きはたまたま前に選手がいただけの結果なので、僕としては4区で一番速く走った選手になりたかったです。

―1区の目片選手を含め、4区から8区は4年生での襷リレーとなりました。1区から3区の選手が運んできた襷をどのようなどのような想いで5区の岸本選手に渡しましたか。

 今年は4年生のチームと言われるほど同学年が強いです。僕は近藤や岸本、唯翔などを追いかけて練習をしていたので、こうやって一緒に襷をつなげるのはとてもうれしかったのと同時に、部屋人の白石の走りをなんとか取り返そうと必死でした。

―同じ新潟出身の岸本選手との襷リレーとなりましたが、いかがでしたか。

 僕のなかの入学当初からの一つの目標でもあったので、実現できてうれしいです。競技人生で一番ワクワクした襷渡しでした。

―最後に、2つの駅伝を終えて改めて箱根駅伝の目標をお願いします。

 箱根駅伝優勝、個人では区間賞。もうこれだけです。