エッセイスト小山優美さん 妹との旅行記を描く

今月、アメリカ・カナダ・メキシコの旅行記である『北米大陸てくてく放浪記』が発売された。本冊が2冊目となった著者のエッセイスト小山優美さん(11年度卒・史)に迫る。

小山さんは本学の文学部史学科の卒業生である。今回発売された本では3カ国、前作『人生リセット旅』では9カ国を渡り歩いた。このほかにも多くの国を訪れている。そのため、学生時代も世界を渡り歩いている、と思う人も多いのではないかと思う。しかし、学生時代の小山さんは、母に海外留学を勧められたが、「日本が好きだから、海外に住みたいとは思わない。行くなら短期の旅行で十分」と海外留学はしなかった。小山さんは海外への興味がなかったわけではなかったが、日本のテレビ番組が好きで、さらにリアルタイムで観たいことや、日本のご飯が好きだったためあえて離れる必要はないと思ったそうだ。中学では軽音部、高校では生徒会、大学では社交ダンスなど様々なことにチャレンジしてきた。他にも、宅建やコーヒーにまつわる資格を取得するなど話を聞くと小山さんは多趣味で多くの資格を持つことがわかった。

大学卒業後、第一志望の業界に進むのは叶わず、「人をハッピーにする商売をしたい」ということで旅行代理店に就職した。一般的な旅行会社をイメージするような仕事は少なく、イベントなどの仕事が多かったそうだ。この仕事は、クリエイティブの力も必要とされ、そのような仕事をしているうちに夢中になり最終的に7年働いた。しかし「まだ見ぬ土地で新しい人と出会って、一回軽く人生をリセットしたい」という思いと、「やらずに後悔したくはない」という気持ちを胸に仕事を辞めて海外に行くことを決めた。その結果どうなったのかは前作『人生リセット旅』を読んでみてほしい。

『北米大陸てくてく放浪記』は中学卒業後にカナダに留学し、そのままカナダに永住している小山さんの妹との旅行記である。「大事な人に、今会いにゆこう」というのがキャッチコピーで、旅行していたときの楽しい記憶を思い出しつつ、家族や大切な人と会える貴重さや海外に出られる幸せなどが改めて身に染みた数年を振り返る著作である。

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