「ガクチカ」や「インターン」などの言葉をテレビやネットで見たり聞いたりしている人は少なくないはずだ。コロナ禍と共存し始めている今の就活について進路・就活センターの田中海翔さんに話を聞いた。

田中さんは就活を始めるうえで、まずは「自己分析」が大切だという。これは、自信がどのような能力・性格・価値観を持っているか、また将来何を目指したいのか、どんな風に働きたいか、どんな社会人になりたいのかを考える必要があるためだ。その後に興味がある企業を公式サイトや新聞、書籍から調べ、興味のある業界・企業を書き出し、今後の専攻やインターンシップに備えていくことが大切である。

全学年に共通して大切なものは「学業」を優先することが一番大事と語る。そのうえで、1・2年生はアルバイト・部活・サークル・ボランティア・留学などの課外活動を行い、「学生時代でしか経験できないこと」に挑戦してみてほしいと語った。3年生になると「就職」が視野に入ってくるため、インターンをはじめ、自己分析や企業・業界研究、筆記試験対策など就職活動に向けた取り組みを行うとよいそうだ。そして、4年生は就職活動が本格化していくので、引き続き就職活動に向けた取り組みをすること。第一志望の企業に内々定を得ることができる学生ばかりではないため、目安として2つ以上の業界を見て30社程度のエントリーを行うとよいと語った。

就活に向けて、学業や課外活動等に励むこと、そして分析と対策が大切である。就活についてわからないことや悩んでいることの相談、自己分析は1年生からでもできるので、進路・就活センターに足を運んでみることをおすすめしたい。

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