大学入試で失敗をし、本学入学後、受験が成功した自分よりもよかったと思えるような大学生活にするため、やることを探していた横堀(シ1)。 

その中で、本学自動車部に出会ったという。部室見学で「部室の車両のアクセルを踏み、エンジンを吹かしてみないか」と当時の主将に言われ、直感で「これなら大学4年間を楽しめる」と感じて、入部を決めた。

自動車部の魅力は、「部員それぞれの持つ知識が違う中で、協力して知識を組み合わせながら大会を勝ち進む点だ」と語る。種目は、舗装路を走る「ジムカーナ」、未舗装路を走る「ダートトライアル」、乗用車やトラックで決められた狭いコースを正確に速く走ることを競う「フィギュア」の3種目。それぞれの全関東戦、全日本戦のほか、軽耐久レース、新人戦があり、試合数は多い。ドライバーの命を預かるため、車両の整備はとても重要だ。OBの力を借りながら、整備を進めているが、完璧な整備をするのは難しいという。図書館で自動車の構造についての本を借りるなど、日々勉強をしている最中だ。

現在は2年生1人、1年生4人で活動をしている。「互いに切磋琢磨し、走り、整備する日々を大切にしたい。また速さを追求し、自分がどこまで行けるのかを試したい」と今後を語った。これからの横堀と自動車部の活躍に期待したい。