今年度も多くの新入生を迎えた本学。大学生活を楽しみにしている人がいる一方、多くの不安が待ち受けている。そこで新入生に多い悩みを中心として様々なことを学生生活部学生生活課の小倉千晶さんに聞いた。

今年度、入学する学生に向けて「新入生の皆さんには授業、課外活動、アルバイトなど様々なことにチャレンジし、充実した学生生活を送ってほしい。皆さんの学生生活が実りあるものとなるよう学生生活課職員一同応援している。 困ったことがあれば、学生生活課へ相談してほしい」と学生生活部学生生活課の小倉千晶さんは話した。この時期の新入生は様々な悩みを抱えているという。

小倉さんは学生生活で気を付けるべきことについて「詐欺、大麻等違法薬物、悪質商法、悪質な団体からの勧誘等、学生生活には多くの危険が潜んでいる。近年は特にSNSによるトラブルが急増しているため、ネットリテラシーについてもしっかり勉強してほしい」と話す。大学生になり、行動する範囲やお金の使い方、時間の使い方が自由になる学生が多いことだろう。しかし、そうした気のゆるみはトラブルを招く種となりかねない。またインターネット上のつながりに関する悩みは、この時期の新入生に特に多いそうだ。インターネットにおける人間関係は顔を合わせない文字によるコミュニケーションによって構成され、相手のことをあまり知らないケースが多い。そのため、くれぐれも注意してインターネットを利用してほしい。また小倉さんは「何か問題が起きたときは学生生活課へ相談してほしい」と注意を促した。

最後に本学の素晴らしいところについて聞いた。「学生生活課の窓口には多くの学生が訪れるが、たとえコロナ禍でも、充実した学生生活を送るために今何ができるかを自分で考え、行動できる学生がいる。それが本学の素晴らしいところだ」と語る。まだコロナの脅威が消えない今、一定の制限の中で何を見いだすか、何を実行するか。必ずしも明確な答えが見つかるものではない。だが本学に来たのであれば、きっと自分の納得のいく答えが見つかるはずだ。「将来に向けて幅広い分野を学び、自分の努力次第でいくらでも可能性を広げられる環境が整っているこの大学で、新入生のさらなる成長を期待している」と小倉さんは応援のメッセージを送った。