第107回日本陸上競技選手権大会が6月1日から4日にかけて開催された。最終日には本学から女子400m H決勝に青木穂花(教4)、女子800m決勝にヒリアー紗璃苗(国経4)が出場した。

 青木は序盤から積極的に飛ばし、300m付近までは先頭争いに絡むレースをした。ゴール近くまで3位をキープしていたが、最後に梅原紗月(住友電工)に交わされ、惜しくも4位となった。しかし、タイムは57秒48をマーク。自己記録更新ということで堂々の結果になったに違いない。

 ヒリアーは、前半は2番(8人中)でレースを進めていたが後半失速し、8位(2分7秒32)となった。本大会で優勝した池崎愛里は2分3秒08をマーク、このタイムは日本歴代10位であった。日本のトップレベルが揃う大会で走れたことは、これからの糧になるだろう。

 9月には「学生の頂点を決める大会」日本学生陸上競技対校選手権大会(全日本インカレ)が開催される。関東インカレ王者でもある2人がさらなる飛躍を見せてくれることを期待したい。