5月11日から14日にかけて、神奈川県相模原ギオンスタジアムで関東学生陸上競技対校選手権大会が行われた。

4日目に行われた3000mSCでは、本学からは小原(国経4)、黒田(地2)、山下(地4)が出場。1位・2位・5位と全員が入賞する結果を残した。

小原と黒田は序盤から先頭に立ち、終始レースをけん引。終盤、ラスト1周を目前にして小原が黒田を抜き去り1位に躍り出ると、そのまま差をつけ、見事大会記録を6秒以上更新する8分36秒09で1位に輝いた。2位の黒田も8分38秒44と大会新記録を更新。3位に15秒以上の大差をつけての圧勝であった。

先頭を走る黒田と小原

1位となった小原は、「記録は狙っていなかったが、自分と黒田が抜き出ていたのはわかっていたので、2人で争う中で出た新記録だと思う。3人の中でも自分が一番をとろうと思っていたので、昨年・一昨年関東インカレを走れていなかった分、普段通りに走れたこと、また3年ぶりの優勝ということに安心した」と語る。

小原のハードリング

「しかし同時に、今回は関東大会ということで、もっと上を目指し、ここで安心してはいけないという気持ちでいる」と語った小原。今後のさらなる活躍に注目が集まる。