本学では5月27日に相模原キャンパスで、6月10日に青山キャンパスで、ペアレンツウィークエンドの一環としてキャンパスの見学会が開催された。多くの人々がキャンパスを訪れ、校内を見学した。
キャンパス見学会は、普段本学を訪れない保護者に、本学学生が通うキャンパスの様子を知ってもらうといった趣旨のイベントであり、相模原キャンパスでも同じイベントが5月27日に行われた。当日は多くの保護者が青山キャンパスを訪れている中、文化系部会による発表会や、吹奏楽バトントワリング部によるパレードなど様々な催しが行われ、非常に賑やかな一日となっていた。
今年度のキャンパス見学会について、本学庶務部庶務課の廣松尚貴さんと田村彩香さんは、「やはり昨年度に比べて活気があった印象がある」と語った。
昨年度のキャンパス見学会では、構内に入れる人数が2000人という上限があった。しかし今年度は新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、当日は誰でも構内に入り、自由に見学できるようになっていた。
また、キャンパス見学会には礼拝やオルガンコンサート、キャンパスツアーといった本学ならではのイベントが行われた。一部イベントは抽選形式で行われ、前述した三つは特に抽選に応募した人数が多かった。当選者の方からは「パイプオルガンの音色が美しかった」「ツアーに参加したことで娘の普段の大学生活が見ることができてよかった」との声があった。
キャンパス見学会を振り返り、廣松さんは「一年ほど考えてきたものを結果として見ることができ、実際に楽しそうにしている保護者の方を見ることもできた。笑顔で帰ってもらうことができてよかった」、田村さんは「子どもがどのようなところに通っているのか、ということを知らないままでいることも多い中、本学ではペアレンツウィークエンドという伝統を大切にしている。保護者の方も含めて青山学院大学の一員である、という雰囲気の一助になっていれば、やっている価値はあるかなと思う」と、思いについて語った。
キャンパス見学会は11月18日にも行われる予定だという。秋の青山キャンパスで、家族と一日を過ごし、普段の大学生活について語らうのもいいだろう。