本学学生であり、『渋谷のラジオ』でパーソナリティを務める中尾真優さん(史3)。中尾さんは中学高校と放送部に、大学ではアナウンス研究会に所属しており、大学2年生の時に司会者として参加したコンテストで出会った先輩から、「今自分がやっているラジオのパーソナリティを一緒にやらないか」と声をかけてもらったのが、渋谷のラジオのパーソナリティになったきっかけだ。

 「子どもの頃からとにかく話すことが大好きで、ラジオを通して多くの人に声や話を届けられることが楽しい」という中尾さん。「毎日生活を送っている人々に、少しでも寄り添って、クスッと笑ってもらえる瞬間を作れたら嬉しい。実際に、番組の途中で自分宛のメッセージが届くと、自分の話をいろいろな受け取り方で聞いてくださっていると感じる」と、そのやりがいについても語った。

 ラジオで語るネタは、中尾さん自身が考えている。ネタを見つけるコツは、「まずはとにかく調べる!」とのこと。地域で行われるイベントや限定ショップ、学生の中で流行していることのように、なるべく最新の情報を知る必要があるという。また、「毎日あったことやその時の気持ちを箇条書きにして日記を書くことや、面白かったり衝撃的だった出来事などは必ずメモするようにしている」と教えてくれた。

 中尾さんが出演する、渋谷のラジオFM87・6MHz「ちょっと気になる渋谷のはなし」は毎月第4週の日曜日10時から生放送している。アプリからも聞くことができるということで、「同じ大学生から耳寄りな渋谷の情報を知りたい!」という方は必聴の番組だ。