9月2日、3日に代々木公園にて開催されたTOKYOもしもFES渋谷。本学のシビックエンゲージメントセンターは2022年に引き続き参加した。
もしもFESは渋谷区総合防災訓練の流れをくみ、大都市圏における災害での「もしもの備え」を啓発することが目的で2022年から開催されている。昨年からの本学の出展は、それまでの活動からもしもプロジェクトに声を掛けられる形で実現したもの。
本学シビックエンゲージメントセンター―は展示と参加型の防災ゲームの二つのコンテンツのイベントを展開したほか、FESの街頭広告をFESのクリエイティブ会社と共に検討する活動を行った。
展示では2011年3月11日以降の本学の災害対応活動についてパネルにまとめられており、災害時のボランティア活動についても展示を行った。
防災ゲームではもしもプロジェクト青学の学生メンバーが考えた[防災謎解きラリー」「防災クイズ」「防災占い」の3種類のイベントを行った。中でも防災クイズは子供でも参加しやすいように簡単なクイズを用意し、クイズに正解すると輪投げに挑戦でき、入った輪の数に応じ青学カレーや防災食などの景品をプレゼントした。また、防災占いはガチャを使用し出てきたカプセルの内容に応じて占いを行った。2日間のイベントで約800名が来場した。
参加した学生からは「自分たちの企画が遊びや学びとして提供されていることにとても喜びを感じ、苦労した甲斐があったと思えた。」や「青学だということで足を止めてくれる人が多く、青学カレーをとるために何度もゲームに参加してくれる人もいた。改めて青山学院が多くの人に愛されていることが実感できた。」といった感想が聞かれた。
もしもFESのコンセプトは「誰でも楽しく身近に防災知識を身につける」というもの。シビックエンゲージメントセンターは「今回のボランティア活動では、防災についてあまり考えたことのなかった学生も防災知識を得ることができた。防災・減災はまじめにとらえがちだが、日常生活の延長線上にあることを意識してほしい」と呼びかけた。