
「選んでいただけたことに責任と誇りを持ち、本番で必ずいい演技ができるよう励みたい」。そう意気込むのは、チアリーディング部REESESに所属する石塚ゆりの。石塚は日本代表チームの一員として、11月25、26日に高崎アリーナで開催される第11回世界選手権大会に出場する。
本大会は、選考会を経て結成された東日本・西日本の2チームと、8月のジャパンカップを制した帝京大の計3チームが日本代表として出場する。石塚は東日本チームとして、18人のメンバーとともに世界一を目指す。本学在籍中に日本代表への切符を掴んだ選手は、石塚が初となった。
そんな石塚がチアリーディングを始めたのは、小学2年生のころ。チアリーディングに夢中な小学生時代を送るなかで、いつしか「もっと大きな舞台を目指したい」という気持ちが大きくなったという。石塚がチアリーディングの強豪校として知られる箕面自由学園に進学したのは、まさにチアリーディングに対する深い愛からであった。「約15年間、楽しいことばかりではなかったが、どんなときも仲間とともに乗り越えてきた」と石塚は振り返る。
4年ぶりに日本で開催される世界選手権。石塚はチーム内で唯一の4年生として、大きな役割を果たしている。2分30秒にかける思いは、ひとしおだろう。

2001年6月7日生
総4 155㌢
ポジション:ベース/ミドル
箕面自由学園高等学校出身
座右の銘:謙虚・素直・感謝の気持ち