3月26日、USA Nationals2024(全国選手権大会)が幕張メッセにて開催された。東京大会を勝ち抜き、全国大会への切符を手にしたソングリーディング愛好会、BULLETS(ブレッツ)に話を聞いた。

まず、キャプテンの新夕美緒(コ3)にBULLETSを簡単に紹介してもらった。「私たちは、相模原キャンパスを拠点に活動しているチアダンスチーム。本学で唯一、POM部門をメインとした競技チアを行っているのが特徴」とのことだ。POM部門とは、ポンポンを使用し、2分ほどの曲の中でダンスをしながらジャンプやターン、キックといったテクニックを競うものである。他の部門との違いは、フロア全体を活用した演技を行う点で、揃ったアームモーションやダンス、ラインワークなど視覚的効果のある構成が評価の対象となるそうだ。

また、チアダンスの難しさについて新夕に聞くと「ポンポンや身体の動きを全員で揃えるのがとても大変で、たまに諦めてしまいそうになることもある。しかし練習を重ねて、動きが揃ったときは、仲間との一体感を感じてうれしくなる。練習や本番を通して、チームの絆が深まるのがやりがい」と話してくれた。

次に、USA Nationals2024への心境をメンバーの岩崎ひかる(地3)に聞いた。「昨年、結成以来初の全国大会出場が叶い、今年で2年連続の出場となった。全国大会という大きな舞台に立つので今からとても緊張しているが、今年は昨年よりも良い結果を残せるよう頑張りたい」と話した。

BULLETSは現在、全国大会に毎年出場できるようなチーム作りだけでなく、学友会体育連合会に所属することを目指している。「今年度で設立9年目となり、来年は節目の年を迎える。今後は、もっと多くの人に認知され、愛されるような団体を目指したい。そのために、常に感謝の気持ちを忘れず、一つ一つのステージで全力を出しきりたい」と岩崎は語った。最後に、新入生に向けて新夕は「私たちのチームは全国大会出場を目標に活動しているが、チアダンスを本気で楽しみたいという人であれば経験問わず大歓迎。学祭などのイベントにも多数出演しているので、みんなで楽しくチアダンスをしましょう!Let’s Go BULLETS We are No.1!」と笑顔で話してくれた。