第100回箱根駅伝において、本学創立150周年、原晋監督の就任20周年という重なる節目で総合優勝を果たした本学陸上競技部長距離ブロック。これを記念し「第100回箱根駅伝優勝祝勝会」が開催された。
開演前に会場前方のスクリーンに映し出された箱根駅伝のハイライトは、来場者に年始の感動を再び思い出させ、会場の熱気を駆り立てた。上映が終わると、暗転されていた会場の明かりがつき、選手が登場した。選手の姿が見えると、会場の至る所から黄色い歓声が沸いた。司会には箱根駅伝中継の1号車で実況を行った日本テレビアナウンサー蛯原哲氏が登場し、会場からは驚きの声も上がった。
登壇した原晋監督は「同じ優勝する大学でもこれほど多くの若い女性ファンが来ていただける優勝パーティは他に無いのではないか」と会場の笑いを誘い「優勝を目指していたが、まさか勝てるとは思っていなかった」と箱根駅伝を振り返った。また、優勝祝勝会前日の3月8日に57歳の誕生日を迎えた原晋監督は、祝勝会の抱負として「目指せ!イケおじ大作戦」を発令した。
その後、立食形式をとりつつ選手と交流できる時間が設けられた。ホテルの豪華な食事を楽しみながら選手と交流する多くの校友やファンの姿が見られた。主将の志貴勇斗(24年度・教卒)や箱根駅伝に出走した選手と記念撮影が可能なブースには長蛇の列ができ、思い出に残る素敵な一枚を撮ることができていた。
終演後、来場者全員に本学の紋章入りのお菓子やクリアファイルなどが贈られた。そして来場者が会場を後にする際には、新入生を含む選手全員が花道を作り、笑顔で見送った。来年も勝利を祝いたいという来場者の願いは叶うだろうか。選手の歩みは続いていく。